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アルゼンチン、大豆粉・油の輸出停止 輸出税引き上げか

【メキシコシティ=清水孝輔】アルゼンチンの農牧漁業省は13日、大豆粉と大豆油の輸出に必要な手続きを停止すると発表した。アルゼンチンは2020年に経済回復策として大豆製品の輸出税を一時的に下げていた。同国の食用油の業界団体は政府が輸出税を再び引き上げようとしていると警戒を強めている。

農牧漁業省は13日付で一時的に輸出の登録を停止した。再開する時期は明らかにしていない。アルゼンチンは20年10月に大豆などの一部の輸出税を一時的に引き下げた。大豆は税率33%から一度30%まで下げ、その後段階的に33%まで引き上げた。大豆粉と大豆油は33%から一度27%まで下げ、段階的に31%まで引き上げていた。

アルゼンチンの食用油の業界団体は政府の決定を受け、「アルゼンチンの輸出の利益に反する」と声明を出した。政府が輸出の登録停止を決めたのは大豆粉と大豆油の輸出税を再び33%まで引き上げる意図があると指摘した。アルゼンチン政府は輸出税に関しては言及していない。

ロシアによるウクライナ侵攻を受け、大豆関連製品の価格は国際的に上昇している。米農務省によると、21~22年度の世界全体の輸出のうちアルゼンチンは大豆粉で41%、大豆油で48%を占める見通しだ。アルゼンチンが輸出税を引き上げれば、国際価格にさらなる上昇圧力がかかる可能性がある。

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