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米の新規感染、減少ペース鈍化 ワクチン接種伸び悩み

インド型も流行

(更新)
ニューヨークのセントラルパークではマスクなしで過ごす人が増えている(5月)=ロイター

【ニューヨーク=後藤達也】米国で新型コロナウイルスの新規感染者数の減少ペースが鈍ってきた。ワクチン接種の進展で2月から大きく減少したが、6月以降は1日あたりの感染者数が1万5000人前後で横ばいだ。ワクチン接種が伸び悩んでいるほか、インド型の変異ウイルスの感染拡大も影響している。

米国の新規感染は1月に1日あたり25万人強と過去最多となった。その後急速に減少し、最近はピークの10分の1以下となった。ワクチンを1回以上受けた国民は全体の半数を超えた。ニューヨーク州ではバイデン政権が目標に掲げる「成人の7割」の基準達成が間近だ。

足元でワクチン接種は伸び悩んでいる。4月には1日あたり300万回以上の接種があったが、最近では100万回前後にとどまる。ワクチンの供給量は十分足りている半面、3分の1近くの米国民は接種を拒んだり、ためらったりしているためだ。

最近はインド型の変異ウイルスも増えている。米食品医薬品局(FDA)元長官のゴットリーブ氏は米テレビで米国民の感染の約10%はインド型である可能性を指摘し、2021年秋までに米国で感染の主流になるおそれがあるとした。

新規感染が減ったことで、外食やレジャーなどのサービス産業で営業再開が急速に進んでいる。営業時間や定員はコロナ前と変わらない店舗が増えてきた。街ではマスクを着用しない人も多い。

ワクチンは変異ウイルスにも有効との見方が多いが、接種していない人の外出も増えている。ワクチン接種が遅れている州での感染が再び増える傾向が目立っており、地域によっては再び感染が拡大する恐れも出ている。

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