米緩和縮小、異例の加速 世界の膨張債務にもろさ
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【ワシントン=大越匡洋】米連邦準備理事会(FRB)は15日、1カ月前に始めたばかりの量的緩和縮小(テーパリング)を加速する異例の政策修正に踏み切った。想定を超えるインフレが広がり、終了時期を前倒しして早期利上げに備える。後手に回った政策修正の先には、膨張した債務を抱える世界経済の金利上昇に対するもろさが待ち受け、景気が冷え込むリスクもちらつく。
「労働市場がさらによくなる可能性を排除するわけでは...
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