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Apple、2年半ぶり「iPad mini」 「Watch」は画面拡大

(更新)

【シリコンバレー=佐藤浩実】米アップルは14日、小型タブレット端末「iPad mini」の新製品を約2年半ぶりに発表した。画面サイズを従来の7.9インチから8.3インチに広げたほか、高速通信規格「5G」に対応する機種もそろえる。持ち運びやすい端末として日本などで人気の高いminiの刷新で、タブレット需要の底上げを狙う。

新型miniはホームボタンをなくして縁を狭めたデザインを採用した。片手で持てるサイズを維持しながら画面が大きくなり、メモや画像の編集に使いやすくなる。ロック解除やアプリへのログインに使う指紋認証センサーは側面ボタンに内蔵した。

充電などに使うコネクターも従来の「Lightning」から「USB-C」に変更した。一眼レフカメラで撮影した写真を端末側で表示するといった作業がしやすくなる。

12メガピクセルのカメラを搭載し、これまで上級機に搭載していた人の顔を認識して追従する機能も利用できるようにした。新型iPhoneと同じ「A15」と呼ぶ半導体を採用することで、CPU(中央演算処理装置)の性能を40%高めたという。マグネットで側面にくっつく手書き用のペンも利用できる。

14日から注文を受け付け、9月24日から店頭発売する。価格はWi-Fi対応機が499ドル(日本では税込み5万9800円)から、携帯通信の対応機が649ドル(日本は同7万7800円)から。同日発表した「iPad」の新機種は米国での最低価格を329ドルに据え置きつつ、記録媒体の容量を2倍の64ギガ(ギガは10億)バイトに増やした。日本での販売価格は3万9800円から。

Watchはディスプレーを20%大きく

ディスプレーを拡大し、自転車からの転倒を検知できるようにした

このほか、腕時計型端末「Apple Watch」の新機種「シリーズ7」も発表した。文字盤などを表示するディスプレーのサイズを従来機よりも20%近く拡大し、視認性を高めた。アップルによれば、テキストメッセージを受信した際に従来機種よりも1.5倍の文章量を表示できる。充電にかかる時間も最大33%短くしたという。

Apple Watch Series7の価格は399ドルからで秋以降に発売する

自転車に乗る人の利用を見込み、自転車での運動や転倒を検知できるようにした。砂ぼこりが舞うような環境でも使えるよう、防じん性能を高めて「IP6X」と呼ぶ等級に対応させた。シリーズ6で採用した血中酸素濃度の濃さを測る機能などを引き続き利用できるが、事前に噂されていた血圧測定機能は搭載されなかった。

Watchのシリーズ7の価格は399ドルからで、秋以降に発売する。

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