米失業保険申請、18.5万件 2週ぶり増加
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【ワシントン=長沼亜紀】米労働省が14日発表した失業保険統計(季節調整済み)によると、3~9日の週間の新規失業保険申請件数は18万5000件で、前週の改定値から1万8000件増えた。2週ぶりの増加だが、依然として歴史的な低水準で推移している。
ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(17万2000件程度)は上回った。労働市場で需給の逼迫が続いており、新規採用が難しいことから企業は従業員の雇用維持に努めている。

一方、3月27日~4月2日の総受給者数は、前週から4万8000人減の147万5000人だった。