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鴻海、1兆円でサウジアラビアに新工場検討 米報道

【ニューヨーク=大島有美子】台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業傘下の富士康科技集団(フォックスコン)がサウジアラビアに半導体などの新工場建設を検討していることが14日、わかった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ、電子版)が伝えた。投資額は90億ドル(約1兆円)。中国に集中する生産拠点の分散を進める。

報道によると、協議は2021年末に始まり、サウジアラビア政府がフォックスコンの申し出を検討している。新工場はマイクロチップ(集積回路)、電気自動車(EV)部品、ディスプレーなど多様な製品を作れるようにする方針だ。

サウジ政府は安定収益を確保するため、新工場で生産した製品の3分の2以上をフォックスコンが既に持つ取引先に販売するよう求めている。一方、フォックスコンはサウジ政府に融資や税制での優遇、電気や水道料金の補助などを求めており、条件交渉が進んでいるとみられる。

フォックスコンは米アップルからスマートフォン「iPhone」の組み立てを請け負っていることで知られる。製品や生産拠点の多角化を模索しており、サウジだけでなく、アラブ首長国連邦とも工場建設の可能性について議論している。

サウジアラビアはムハンマド皇太子が主導して石油に依存した経済構造からの脱却を目指している。グローバルなサプライチェーン(供給網)の中核であるフォックスコンなどの製造業を呼び込めるかどうかが注目されている。

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