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米テスラ、仮想通貨「ドージコイン」で雑貨購入可能に

【シリコンバレー=白石武志】米テスラは13日、自社のウェブサイト上でホイッスルなど一部の雑貨を暗号資産(仮想通貨)「Dogecoin(ドージコイン)」を使って購入できるようにした。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が2021年末に予告していた取り組みで、普及に弾みがつくとの期待から開始直後にドージコインの価格は一時急騰した。

マスク氏は米西部時間13日午後10時過ぎ、ツイッターに「ドージコインで買えるテスラの商品」と投稿した。前後してテスラの米国の直販サイトで、ベルト用バックルやホイッスルなど一部の商品についてドージコインによる決済を受け付け始めた。

米南部テキサス州に建設中の新工場を記念したベルト用バックルは、ドージコインによる価格が835ドージ(約1万9000円)と表記されている。同工場で生産予定の新型車「サイバートラック」をかたどったホイッスルは300ドージ、子供向けの電動四輪バギーは1万2020ドージとなっている。

仮想通貨情報サイトのコインデスクによると、13日午後10時過ぎに0.18ドル(約20円)前後で推移していたドージコインの価格は、マスク氏の投稿直後に一時0.21ドル前後に急騰した。その後は0.20ドル前後で推移している。

ドージコインは「ビットコイン」をまねてジョークとしてつくられた仮想通貨で、「ドージ(Doge)」は「犬(Dog)」を意味する。仮想通貨の支持者として知られるマスク氏のお気に入りの銘柄の一つで、同氏が21年に米コメディー番組に出演した際はコントの中で自らを「ドージの父」と名乗っている。

米国では仮想通貨を商品購入などの決済に応用する試みが始まっている。テスラも21年に米国内で電気自動車(EV)などについて、ビットコインによる支払いを一時受け付けた実績がある。ただ、その際は「マイニング(採掘)」と呼ぶ計算作業で大量の電力を消費し、環境負荷が大きいとの理由で、約1カ月半で取り組みを打ち切った。

テスラは石油依存社会からの脱却というビジョンに共鳴するファン向けに、自社のロゴマークなどをあしらった雑貨類の販売にも力を入れている。現時点でEVなどはドージコインによる決済の対象に含まれていないとみられ、今回は話題集めが狙いのようだ。

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