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Apple、デトロイトに黒人起業家支援施設 年1000人育成

アップルがジョージア州アトランタの歴史的黒人大学に設けるIT教育施設の完成予想図

【シリコンバレー=白石武志】米アップルは13日、黒人コミュニティーの支援に向けた具体的な取り組みを発表した。米国で多くの黒人が通う大学にIT(情報技術)に関する教育プログラムを提供するほか、ミシガン州デトロイトには黒人起業家の支援施設を設立する。人材育成などを通じて産業界における人種間格差の解消をリードする考えだ。

2020年に米国で相次いだ白人警官による黒人暴行死事件などを受け、アップルは同年6月に米国内外の黒人コミュニティーの支援活動に1億ドル(100億円強)の予算を充てると発表していた。黒人が経営する企業との取引拡大や、米国社会に染みついた構造的な人種差別の是正にも取り組むと表明していた。

13日の発表では具体的な取り組みとして、米国で多くの黒人が通う歴史的黒人大学「HBCU」の学生らに人工知能(AI)やデザインなどに関する教育プログラムを提供することを明らかにした。米ジョージア州アトランタの大学敷地内にはアップルの寄付によって教育拠点となる施設も建設する。

5万社以上の黒人経営者のコミュニティーがあるとされるデトロイトの中心部には、「iPhone」向けアプリ開発に必要なスキルなどを教えて起業につなげる支援施設を21年後半に設ける。10~12カ月間の集中プログラムを年1000人近くに提供する考えだ。

アップルは米ベンチャーキャピタル(VC)や投資ファンドへの出資を通じて、黒人起業家らの資金調達も支援する考えを示した。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は声明で「我々はみな、より公正で公平な世界を構築するという喫緊の課題に責任を持って取り組んでいる」と述べた。

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