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ブレイナードFRB理事「物価高すぎ、国民苦しめている」

【ワシントン=長沼亜紀】米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事は13日、副議長就任の承認を得るため米上院委員会の公聴会に出席した。主な発言は以下の通り。

・物価は高すぎ、明らかに多くの米国民を苦しめている。インフレ抑制が優先課題

・金融政策の枠組みは物価安定と雇用最大化を同等に重視しており、長期的な労働市場の回復を維持しながら、インフレを目標水準に戻すことができると自信を持っている

・高インフレの最大の要因はパンデミック(感染症の世界的流行)に伴う供給と需要の不均衡。もっと速く解消すると見込んでいた

・失業率は急速に下がったが、労働参加率の回復が遅れている。求人は多いがレジャー・ホスピタリティー産業の雇用は(コロナ危機前より)少ないほか、子どもの世話で仕事に復帰できていない親もおり、改善には時間がかかる

・経済の基調には勢いがある。資産購入を終了し次第、利上げができる状態になる。複数回の利上げを予測

・資産縮小には(市場との)十分なコミュニケーションをとる

・5年前にパンデミックを学ぶ必要がでてくるとは思わなかったが、現在、それに伴う非常に複雑な経済状況と金融リスクに直面している。気候変動の金融システムへのテールリスク(可能性は低いが深刻な被害をもたらしえるリスク)について理解に努めることは重要

・気候変動シナリオ分析は、ストレステストではない。銀行がリスクを測り、監視し、管理できるようにするためのもので、FRBがどの分野に融資すべきかなどを指示することはない

・(2016年に当時のヒラリー・クリントン大統領候補の陣営に政治献金した件とFRBの独立性を問われて)(過去の理事らが、理事就任後は政治活動を控えた先例を)よく理解していたなら行わなかったろうし、以降そのような献金は行っていない。

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