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米、求心力回復へ対中シフト 日豪印と対面初の首脳会談

【ワシントン=永沢毅】米ホワイトハウスは13日、日本、オーストラリア、インドとの「Quad(クアッド)」の首脳会談を24日に開くと発表した。中東でのテロとの戦いから対中国に重心を移す姿勢を示すほか、米軍撤収に伴うアフガニスタンの混乱で傷んだ国際社会での求心力回復を狙う。

クアッドはバイデン政権にとって中国に対抗する多国間協力の中核となる。ホワイトハウスは声明で「首脳会談の主催は米政権のインド太平洋重視の姿勢を示す」と表明した。

ホワイトハウスで開催し、新型コロナウイルス対策、気候変動、先端技術・サイバー分野での協力を一段と深める。

加藤勝信官房長官は14日の記者会見で「自由で開かれたインド太平洋の推進など地域が直面する共通課題に、首脳間で率直に議論がされると期待している」と述べた。

日本からは退陣が決まっている菅義偉首相が招かれた。茂木敏充外相は記者会見で「日米同盟の強化や自由で開かれたインド太平洋の実現は自民党総裁や首相に誰が選ばれても方向性は変わらない」と強調した。

首相は同時期にニューヨークで開かれる国連総会の一般討論演説には対面で参加せず、ビデオメッセージをよせる。加藤氏が14日、明らかにした。

米国は民主主義陣営をけん引する指導力を示すためクアッドによる対面会談の早期開催をめざした。12月にはオンライン形式でバイデン氏肝煎りの初の民主主義サミットも主催する。

日米豪印はクアッドの枠組みで安全保障分野の協力を強く打ち出すのを控えてきた。中国を過度に刺激するとして、米国が連携先として想定する韓国や東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国がクアッドとの協力に及び腰になるからだ。

安保分野はそれぞれ2国間の協力で取り組む。安保協力の核となる外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)はインドとオーストラリアが11日に初開催し、続いて16日に米豪、年内にも日米でいずれも対面式で開く予定だ。

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