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チリ中銀が0.75%利上げ、9.75%に 9会合連続

【サンパウロ=宮本英威】南米チリの中央銀行は13日、政策金利を0.75%引き上げて9.75%にすると発表した。利上げは9会合連続。決定は全員一致だった。インフレが加速しているのに加え、通貨安も進んでいるのに対応した。

上げ幅は前回6月会合と同じだった。6月の消費者物価指数は前年同月比で12.49%上昇し、1994年6月(12.73%)以来の高さを記録した。上昇率は16カ月連続で拡大しており、食料や飲料の値上がりが目立つ。

地元経済紙ディアリオ・フィナンシエロによると、通貨ペソは13日に一時、1ドル=1034ペソと、過去最安値を更新した。輸入物価が今後は一段と上昇する可能性がある。

中銀が12日まとめた民間エコノミストの予測では2022年のインフレ率は11%となった。6月の10%から修正された。中銀のインフレ目標の中心値は3%で、大幅に上回る状況が続きそうだ。

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