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米スタバ、北米店舗に650億円投資 効率向上へ新設備

(更新)

【ニューヨーク=白岩ひおな】米スターバックスは13日、北米店舗にドリンクをつくる時間を短縮する新たな設備を導入すると発表した。2023年9月期に4億5000万ドル(約650億円)を投じる。3年間で米国で約2000店舗の新規出店を計画し、デリバリー専用の店舗も増やす。オンライン注文の急増で高まる店舗の負荷を軽くする。

13日に開いた投資家向けイベントで明らかにした。ハワード・シュルツ最高経営責任者(CEO)は改革に向けた戦略の実行を通じ「売上高と1株当たり利益の2ケタ成長を見込む」と述べた。2023年4月に後任のCEOに就くラクスマン・ナラシムハン氏も登壇し「実店舗とデジタルをつなぐ体験を提供し、消費者の期待を超えていく」と意気込んだ。

新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに増えたオンライン注文は全注文の4分の1近くを占め、注文の6割が冷たいコーヒー飲料だ。新たなシステムではドリンクに使う氷の自動供給などで作業を簡略にして、モカ・フラペチーノを作る時間を86秒から35秒に短縮できるという。すでに一部店舗では実験的に導入している。

ホットコーヒーを1杯ずつ30秒以内に抽出できる機械を導入するほか、工程が多く手間がかかっていた「コールドブリュー(水出し)」コーヒーの抽出の効率も高める。自動注文や、注文が集中した店舗から余裕のある店舗に注文を転送するなどの仕組みも検討している。

労働環境の改善を求める組合結成の動きが広がるなか、システムによる効率アップで従業員の負担を減らすとともに、オンライン注文の増加に対応する体制を整える。

23年9月期から25年9月期までの3年間で、米国でデリバリー専用の店舗を含む約2000店舗の新規出店を計画している。中国では25年までに店舗数を約2倍の9000店に増やすという。

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