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コインベース1~3月期、純利益24倍 仮想通貨の売買急増

(更新)
コインベースは4月にナスダックに上場した(ニューヨーク市内)=ロイター

【ニューヨーク=宮本岳則】暗号資産(仮想通貨)交換所大手の米コインベース・グローバルが13日発表した2021年1~3月期決算は、純利益が7億7146万ドル(約840億円)となり、前年同期実績の24倍に増えた。個人投資家やヘッジファンド、企業による仮想通貨取引が急増し、手数料収入が伸びた。

売上高は前年同期比9倍の18億ドルとなった。うち取引関連の収入が全体の86%を占める。代表的な仮想通貨「ビットコイン」は1~3月期に価格が2倍に上昇し、一時6万ドル台に乗せた。価格上昇が投資家の活発な売買を呼び込み、手数料収入の増加につながった。

取引高は法人が個人を上回っている。法人の取引高は1~3月期は前四半期比3.7倍の2150億ドルに達した。一方、個人は1200億ドルだった。ヘッジファンドや企業の財務部門、年金基金、保険会社の取引が増えているという。法人取引の増加に伴って、仮想通貨を安全に管理・保管するカストディー事業も伸びてきた。

もっともコインベースの「ドル箱」は個人との取引だ。1~3月期の取引関連の売上高は15億ドルで、うち9割は個人の取引によるものだった。

取引売上高は主に売買ごとに顧客が支払う手数料と、顧客が負担するスプレッド(購入価格と売却価格の差)で構成される。個人投資家が銀行口座経由で100ドル分のビットコインを買おうとすると、2.99ドルの手数料がかかり、クレジットカードを使うとさらに上乗せされる。手数料無料が定着した株式に比べて「高額」だ。

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