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NYダウ、7日ぶり反発 週間では01年以来の7週続落

(更新)

【ニューヨーク=大島有美子】13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反発し、前日比466ドル(1.5%)高の3万2196ドルで終えた。前日までの下落が響き、週間では2%下げた。7週連続で前週末の終値を下回り、週間続落記録としては2001年5~7月以来、21年ぶりの長さとなる。金融引き締めの加速に伴う景気後退懸念がくすぶるなか、調整が長引くとの見方もある。

13日は前日までに下げが目立っていたアップルやアマゾン・ドット・コムなどハイテク株が買い戻された。週末を控え、投機筋が積み上げていた売りの持ち高を解消したとみられる。

S&P500種株価指数は週間で2%、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は3%下げ、いずれも前週末の終値を6週連続で下回った。米ヤルデニ・リサーチのエドワード・ヤルデニ氏は「指数連動型の上場投資信託(ETF)への売りが大きく、幅広い銘柄の下げにつながっている」と指摘する。

軟調ぶりが目立ったのがハイテク株だ。アマゾンの株価は21年7月につけた最高値から4割下落した。20年4月以来の水準まで落ち込み、新型コロナウイルス下での上昇分はほぼなくなった。動画配信のネットフリックスは21年11月の最高値から7割下げている。

ナショナル・セキュリティーズのアート・ホーガン氏によると、ナスダック指数では相場の長期トレンドを示すとされる200日移動平均を直近で上回っている銘柄は全体の16%にとどまる。

13日は自律反発を期待した買いが入ったが、先行きを慎重にみる市場関係者は多い。金融サービス会社、LPLファイナンシャルのクインシー・クロスビー氏は「米連邦準備理事会(FRB)が利上げサイクルを開始したばかりという点を踏まえると、『売りの終わり』となるのかは疑問だ」とみる。

リスクマネー退避の流れは株式以外にも波及した。暗号資産(仮想通貨)のビットコインは12日に一時1ビットコイン=2万6000ドルを下回り、20年12月以来約1年半ぶりの安値をつけた。

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