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米バンガード、創業初のM&A 資産管理テックを傘下に

【ニューヨーク=宮本岳則】世界2位の運用会社、米バンガード・グループは13日、資産管理テクノロジー開発の米ジャスト・インベストを買収すると発表した。ジャストは個人の好みや投資目的に沿ってポートフォリオを作るソフトに強みを持つ。1970年代に創業したバンガードは初のM&A(合併・買収)を通じて、運用業界の成長分野に進出する。

ジャストは2016年創業の新興企業だ。投資アドバイザー向けにポートフォリオ自動作成ソフトを提供している。たとえばESG(環境・社会・企業統治)など顧客の重視する指標を入力し、銘柄の組み入れ比率を調節できる。オーダーメード型の運用は従来、資産規模の大きい富裕層を対象としていたが、テクノロジーによって低コストで提供できるようになった。

バンガードはジャストの買収を2021年10~12月期に完了する見通しだ。買収価格は開示していない。

バンガードの資産運用残高は7兆9000億ドル(約860兆円)で、米同業ブラックロックに次ぐ世界2位の規模を誇る。ブラックロックがM&Aで事業を急拡大させたのに対し、インデックスファンド(指数連動型ファンド)の第一人者であるバンガードは低コストを武器に、買収に頼らない成長を続けてきた。ただ競争激化で他社との差別化が徐々に難しくなり、新たな成長戦略を模索している。

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