/

ペルー大統領選、急進左派とフジモリ氏長女で決選投票へ

支持者に向かい、第1回投票の報告をするケイコ・フジモリ氏(11日、リマ)=ロイター

【サンパウロ=外山尚之】11日に実施されたペルー大統領選で、急進左派の市民活動家、ペドロ・カスティジョ氏(51)とフジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏(45)が6月6日に実施される決選投票に進むことが確実な情勢となった。

選挙管理当局の13日の発表によると、開票率96%の時点でカスティジョ氏の得票率が19.1%、ケイコ氏は13.4%だった。3位の実業家ラファエル・アリアガ氏(60)は11.7%にとどまる。地元メディアのペルー21は同日、「カスティジョ氏とケイコ氏は他の党からの支援を探している」とする記事を掲載、既に3位以下の候補の支持者からの票の獲得が争点になっていると報じた。

元教師のカスティジョ氏は事前の世論調査では下位に沈んでいたが、有力候補不在で候補者が乱立する中、予想外の躍進を遂げた。鉱山会社の国営化など、歴代政権が掲げてきた自由経済からの大胆な方向転換を主張しており、当選すれば経済に大きな影響が出る可能性がある。

一方、ケイコ氏はフジモリ氏の後継者として、現在獄中にいる同氏の恩赦といった公約を掲げる。ハイパーインフレによる経済混乱にあったペルーを立て直したフジモリ氏は今でも一部の国民から根強い人気を誇る一方、政権末期の強権的な姿勢が災いし、拒否反応も強い。ケイコ氏は2011年と16年の大統領選で決選投票に進んだものの、反フジモリを掲げる対立候補に敗れている。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン