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米、ASEAN首脳会議を開催 対中国で協調探る

沿岸警備隊、東南アで訓練加速 クリーンエネルギーでも協力

【ワシントン=中村亮】バイデン米政権は12日、ホワイトハウスで東南アジア諸国連合(ASEAN)と首脳会議を開いた。インフラ整備に加え、南シナ海での違法な漁業や資源採掘の取り締まりに向けてASEAN向けの支援を強める。中国を念頭に協調を目指す。

バイデン大統領は12日、ホワイトハウスでASEAN首脳と夕食会を開く。日米豪印の「Quad(クアッド)」や米英豪の「AUKUS(オーカス)」を通じてアジアでの協力が進んだことを踏まえ、中国が影響力を増す東南アジア諸国との関係強化を狙う。ウクライナに侵攻したロシアへの対応でも協調を探る。

トランプ前大統領は東南アジアに関連した国際会議を相次いで欠席し、ASEANを軽視したとの見方が広がった。バイデン氏はワシントンにASEAN各国の指導者を招く首脳会議を初開催することで、関与強化をアピールする。

米政権は首脳会議に合わせ、新しいイニシアチブを相次いで発表した。風力発電などを念頭にクリーンエネルギー分野に4000万ドル(約50億円)を使い、民間資金の呼び込みを狙う。米運輸省がASEANと交通分野で持続可能なインフラ整備を議論する対話の場を創設する。

安全保障分野では米沿岸警備隊などが6000万ドルを投じ、東南アジアで海洋の法執行機関向け訓練を加速する。南シナ海で実効支配を強める中国を念頭に置いた支援だ。古くなった巡視船を外国に供与する場合には東南アジアを最優先する。

新型コロナウイルス対策では、検査体制の強化やワクチン接種の普及に向けた取り組みを支援する。

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