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4月の米卸売物価、前年比6.2%上昇 

米インディアナ州の穀物倉庫=ロイター

【ワシントン=長沼亜紀】米労働省が13日発表した4月の卸売物価指数(最終需要向け製品およびサービス、2009年11月=100、季節調整済み)は前年同月比で6.2%上昇し、比較可能な10年11月以降で最大の伸びとなった。20年4月が新型コロナウイルスの感染拡大で1.5%低下していたために、伸び率が大きくなった。

前月比では0.6%上昇した。伸び率は前月(1.0%)から鈍化したが、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(0.3%程度)を上回った。サービス価格が0.6%伸び、全体をけん引した。資産運用管理や、航空旅客サービス、食品小売りなどが値上がりした。

製品価格も0.6%上昇した。鉄鋼製品が18.4%上昇し全体を押し上げたほか、プラスチック樹脂なども値上がりした。牛肉などの値上がりで食品は2.1%上昇した。一方、エネルギーはガソリンの値下がりで2.4%低下し、20年9月以来7カ月ぶりのマイナスとなった。

全体から変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は前月比で0.7%、前年同月比で4.1%それぞれ上昇した。

同省が12日発表した4月の消費者物価指数は、前年同月比で4.2%上昇し、12年7カ月ぶりの高い伸びとなった。米物価は、前年の低迷の反動に加え、経済再開による需要増と人手・材料不足といった供給制約が重なり、急上昇している。米連邦準備理事会(FRB)は物価上昇は「一時的」との見方だが、金融市場では警戒が強まっている。

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