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米財政赤字、4月までの7カ月累計で1.9兆ドル

米ワシントンの財務省=ロイター

【ワシントン=長沼亜紀】米財務省は12日、2021会計年度(20年10月~21年9月)の4月までの7カ月の財政収支は、累計約1兆9318億ドル(約210兆円)の赤字だったと発表した。赤字額は前年同時期比30%増え、7カ月累計として過去最高となっている。

歳入が16%増の2兆1431億ドルだったのに対し、歳出が22%増の4兆0750億ドルとなり赤字が拡大した。新型コロナウイルスの影響への対応で、失業保険給付や食料費補助など社会保障関連の支出が膨らんだほか、中小企業支援や現金給付などの景気対策も加わり、歳出の伸びが歳入の伸びを上回った。

4月単月では2256億ドルの赤字で、赤字額は前年同月比69%減った。歳入は4392億ドルで82%増えた。20年は納税期限が7月まで延長された影響で4月の納税が減ったが、21年は期限延長が短縮されたため4月の納税分が増えた。米景気は回復に向かっており、雇用増や企業活動の活発化で税収が増え始めた可能性があるが、財務省高官は、納税期間のずれが主因で当面は歳入の全体像を的確につかむのは難しいと指摘した。一方、4月単月の歳出は6648億ドルで32%減った。1年前の20年4月はトランプ政権でのコロナ景気対策第1弾の現金給付が実施されたのに対し、バイデン政権の1人最大1400ドルの給付は主に21年3月に配布されたため、前年同月で比べると歳出で差が出た。

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