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ファーウェイ幹部、6月に新証拠を提出へ カナダ裁判

ファーウェイの孟晩舟副会長は金融機関にイランとの取引をめぐる虚偽の説明をした罪などで米当局に起訴された=ロイター

【ニューヨーク=白岩ひおな】カナダで勾留され、米国が身柄引き渡しを求めている中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長兼最高財務責任者(CFO)の弁護団は6月、新たな証拠文書をカナダのブリティッシュコロンビア州上級裁判所に提出する。文書は孟氏の弁護団が英金融大手HSBCから入手した。詳細な内容は明らかにしていないが、弁護団は引き渡しの根拠を覆すものだと主張している。

同裁判所のホルムズ判事が12日明らかにした。孟氏の弁護団が6月7日に提出する新たな証拠をもとに、6月29、30日に口頭弁論を行う。追加文書の申請に伴い、4~5月に予定されていた最終審理は8月に延期された。

孟氏は2018年12月、バンクーバーの空港で米国の要請を受けたカナダ当局に拘束された。米国は19年にイランとの違法な金融取引についてHSBCなどに虚偽の説明をしたとして、詐欺などの罪で孟氏を起訴した。米国は米加間の「犯罪人引き渡し協定」に基づき、カナダに孟氏の身柄引き渡しを要請している。

新たな証拠は13年8月に孟氏とHSBCの間で行われた会合に関わる内容とみられる。4月に香港の高等法院(高裁)で文書の入手を求めて争っていた孟氏とHSBCの和解が成立し、双方の弁護士が文書提供で合意していた。

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