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中国の信教の自由抑圧を批判 米報告書

【ワシントン=芦塚智子】米国務省は12日、世界の「信教の自由」に関する2020年版の報告書を発表し、中国がイスラム教徒のウイグル族弾圧など宗教の抑圧を継続していると非難した。ミャンマーでのイスラム系少数民族ロヒンギャに対する迫害も「民族浄化」と批判した。

ブリンケン国務長官は記者会見で「中国は宗教の表現を幅広く犯罪とし、イスラム教徒のウイグル族への『人道に対する罪』と『ジェノサイド(民族大量虐殺)』を続けている」と指摘。法輪功メンバーの恣意的な拘束など著しい人権侵害に関与したとして、中国の政府高官1人とその家族の米入国を禁止する制裁措置も発表した。

報告書は、中国政府が2017年4月以降、ウイグル族をはじめとするイスラム教徒やキリスト教徒ら100万人以上を強制収容所で拘束しているとした。イランやロシア、サウジアラビアなどでの信教の自由抑圧も非難した。

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