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米当局、モデルナ製「2回で十分予防効果」追加接種巡り

(更新)

【ニューヨーク=野村優子】米食品医薬品局(FDA)は12日、モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)について文書を公表し、既存の2回のワクチン接種で重症化や死亡に対する予防効果は十分維持されるとの見方を示した。FDAは14日に第三者委員会を開き、モデルナ製の追加接種について審議する予定だ。

追加接種は、時間の経過とともに低下するワクチンの有効性を維持するために必要とされている。これに関してFDAは、「デルタ型などに対する有効性が時間とともに低下することを示す研究もあれば、そうでないものもある」と指摘した。モデルナも含め、米国で承認されたワクチンは「依然として重症化や死亡に対する予防効果が得られていることを、データが示している」と述べた。

もっとも、FDAはファイザー製の追加接種についての文書でも同様の指摘をしていたが、9月下旬に65歳以上や重症化リスクの高い人、感染リスクの高い職に就く人を対象に追加接種を承認している。

モデルナがFDAに提出した文書では、予防効果を維持するために従来ワクチンの半量にあたる50マイクログラム(マイクロは100万分の1)の追加接種が有効であると指摘した。ファイザー製の追加接種の対象者と同様に、65歳以上や重症化リスクの高い人などを対象に、追加接種を認めるようFDAに求めた。

また、モデルナはワクチン生産について、製造方法などを公開する計画がないことを明らかにした。同社の共同創業者兼会長のヌーバー・アフェヤン氏がAP通信に対して「世界的な供給を増やす最善の方法は自社生産を拡大することだ」と述べた。ワクチンを巡っては、供給拡大のために特許権を一時放棄するように求める動きがあった。

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