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PC出荷、6年ぶり3億台 AMDのCEO「21年も需要拡大」

AMDのリサ・スーCEOはCESで「PCは従来以上に不可欠な存在になった」と強調した

【シリコンバレー=佐藤浩実】パソコン(PC)市場の回復が鮮明になっている。米調査会社IDCがまとめた2020年の世界出荷台数(速報値)は前年比13%増の3億260万台。新型コロナウイルスの影響で広がった在宅勤務や遠隔学習により、6年ぶりに3億台を上回った。技術見本市「CES」では米アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体各社がPC向けの新製品を披露し、活況を印象付けた。

「PCは従来以上に欠かせない存在になった」。12日のCESでの基調講演、AMDのリサ・スー最高経営責任者(CEO)は「300 MILLION(3億)」という文字の前でPC市場の復活を強調した。ノートPCとデスクトップPCの合計出荷台数が3億台規模になるのは14年以来だ。コロナ感染が広がった3月以降、自宅での仕事や学習環境を整えるためにPCを購入する人が相次いだ。

スー氏によれば、長時間のビデオ会議などを通じてPCの性能に関心を持つ人が増えているという。当初は急場しのぎだった在宅勤務は、働き方の一つとして浸透しつつある。今後のPC需要について反動減を懸念する声がある一方で、スー氏は「21年はさらに需要が高まるだろう」と述べた。

AMDは同日、ノートPC用の新しいCPU(中央演算処理装置)「Ryzen(ライゼン)5000」シリーズを披露した。処理速度と省電力性の高さが売りで、21年から出荷を始める。CESではインテルもPC向けの新CPUを紹介した。

IDCによれば、20年のPC出荷台数が最も多かったのは主にAMDやインテルのCPUを採用している中国レノボ・グループ(シェア24%)で、米HP(22%)、米デル・テクノロジーズ(17%)が続いた。20年秋から自社開発の半導体を搭載したPCへの製品移行を始めた米アップルのシェアは7.6%だった。

CES 2021

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