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米、メキシコ待機の難民申請者の入国許可へ

米国からメキシコに送還される移民(2019年7月、メキシコ北部タマウリパス州マタモロス)=AP

【メキシコシティ=宮本英威】米国土安全保障省は11日、米国への難民を申請してメキシコで待機する人々の入国を認めると発表した。トランプ前政権による強硬な移民規制から転換する政策の一環で、19日から適用する。

トランプ前政権は2019年1月、メキシコから米国に不法入国して難民申請した人々について、結果が出るまではメキシコ側で待機させる制度(MPP)を導入した。現在は約2万5千人が待機している。

南部国境の3カ所の出入国管理所で受け付けるが、具体的な場所は明らかになっていない。

キューバ系移民のマヨルカス国土安全保障長官は声明で「我が国の価値にそぐわない移民政策の改革の1つだ」と強調した。ただ同時に「国境地帯の収容能力には制限があり、変化には時間がかかる」とも指摘している。

国土安全保障省は「待機中の人々は現時点では行動を起こすべきではなく、今後の指示があるまでいまいる場所にとどまるべきだ」と求めている。近く手続きの詳細を明らかにする。

バイデン政権は移民政策の大幅な転換を進めている。11日には、トランプ氏がメキシコとの国境付近に「壁」を作る予算確保のために出した国家非常事態宣言を解除したと発表した。壁の建設は中止する。

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