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米ゴールドマン・サックス、近く人員削減実施へ

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【ニューヨーク=宮本岳則】米金融大手ゴールドマン・サックスが来週にも数百人規模のリストラを実施する計画であることが12日、明らかになった。新型コロナウイルスの感染拡大期間中に一時、中断していた人員削減を再開する。M&A(合併・買収)や新規株式公開(IPO)市場が冷え込み、業績が低迷していた。

ゴールドマンのデニス・コールマン最高財務責任者(CFO)は7月の決算説明会で「すべての支出と投資計画を再検討している」と話していた。採用のペースを落とすほか、従業員の年次業績評価を復活させる。ウォール街では毎年、成績下位の従業員を解雇したり、報酬を減額したりしているが、新型コロナの拡大期間は一時的に停止していた。

ゴールドマンが7月に公表した2022年4~6月期決算で、純利益は29億2700万ドル(約4150億円)となり、前年同期に比べて47%減った。IPOや社債発行といった企業の資金調達が低調で、投資銀行部門の手数料収入が落ち込んだ。資産運用部門の株式評価損も収益を押し下げ、大幅減益となった。

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