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AppleのクックCEO、国連の首脳級会合でビデオ演説

国連の会合でビデオ演説するアップルのクックCEO(同社提供)

【シリコンバレー=白石武志】米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は12日、英仏や国連が主催する首脳級のオンライン会合「気候変動サミット」に参加した。菅義偉首相や中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席らに交じってビデオ演説し、温暖化ガス削減の取り組みを急ぐよう各国政府や産業界に呼びかけた。

クック氏はビデオ演説のなかで、地球温暖化の現状について「歴史的な緊急事態」と表現した。「今はギリギリのところで変化を求めている場合ではない」と述べ、「国や企業、地域社会の全てのリーダーは行動を起こす重責を担っている」と強調した。

地球温暖化に懐疑的なトランプ米大統領は2017年にパリ協定からの離脱を宣言したが、20年11月の米大統領選で当選を確実にしたバイデン前副大統領は同協定への復帰を明言している。クック氏は「21年を良い方向に転換する年にするため、世界中の企業や政府に対しできることを全て行うよう呼びかける」と述べ、バイデン氏の政策を後押しする考えを示した。

12日のオンライン会合は地球温暖化対策の国際枠組みである「パリ協定」の採択5周年を記念し、気候変動対策のさらなる推進を呼びかけるものだ。ジョンソン英首相やマクロン仏大統領ら各国・地域のリーダーが順にビデオ演説する形式で開かれた。

アップルは7月、30年までに自社製品のライフサイクルを通じて排出する温暖化ガスを実質ゼロに抑える計画を発表している。国連が掲げる目標時期よりも約20年はやく、産業界をリードする存在となっていることから、同社を率いるクック氏が今回の会合に招かれたとみられる。

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