北米3国の紛争委、メキシコ・カナダ支持 対米車輸出で - 日本経済新聞
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北米3国の紛争委、メキシコ・カナダ支持 対米車輸出で

【メキシコシティ=清水孝輔】米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の紛争解決委員会は11日、米国への自動車輸出で関税ゼロになるための原産地規則をめぐり、メキシコとカナダの主張を認めた。両国の政府は米国による解釈に反対し、委員会での判断を求めていた。米国への輸出拠点として両国の競争力が高まる可能性がある。

USMCAでは、関税ゼロの対象になる条件として北米域内で製造した部品の比率などを定めている。条件を満たすための比率の計算方法について、自国産業を保護したい米国は多くの輸入品に関税がかかるように解釈をしてきた。メキシコとカナダの両政府は2022年、専門家による委員会を設置し、米政府の解釈に異議を申し立てていた。

USMCAの委員会は11日、最終的な判断としてメキシコとカナダの主張を支持した。米通商代表部(USTR)は11日、「USMCAの委員会による解釈は北米での自動車産業の投資減少につながりかねない」と指摘した。「我々は(委員会による)リポートを確認し、次のステップを検討している」と表明した。

USMCAをめぐってはメキシコの保護主義的なエネルギー政策も焦点になっている。米国とカナダの両政府は22年、国営企業を優遇するメキシコのエネルギー政策がUSMCAに反するとして協議を求めた。協議で解決しなければ自動車産業をめぐる対立と同様に、紛争解決委員会に判断を委ねる見通しだ。

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