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米新興EVのカヌー、電動ピックアップを公開 23年発売

米新興EVのカヌーが披露したピックアップトラック型のEV

【シリコンバレー=白石武志】米新興電気自動車(EV)メーカーのカヌーは11日、2023年の発売を目指す電動ピックアップトラックを初公開した。ピックアップは米国で人気の高い車種の一つで、長らく米ビッグスリーの牙城だった。電動化を機に米テスラなどの新興勢が相次ぎ参入を表明している。

カヌーは米自動車ジャーナリストの団体などが11日にオンラインで開いたイベントで新型車を披露した。車両の前方に折り畳み式の作業台や収納スペース、電源を備えるなど機能性を重視する。アウトドア好きの個人だけでなく、工事用車両など商用車としての需要も見込む。

21年の4~6月に受注を開始し、早ければ23年に納車を始める。価格は明らかにしていない。カヌーは車両の設計開発に特化し、生産は外部企業に委託する方針で、現在は米国内で工場の立地先を検討中という。

カヌーが発表した新型車は、キャンプなどでの利用を想定している

カヌーは米新興EVメーカーであるファラデー・フューチャーの幹部が独立して2017年に設立した企業が母体で、現在の従業員数は約350人。カリフォルニア州ロサンゼルス市郊外に本社を置く。20年12月に特別買収目的会社(SPAC)との合併を通じて米ナスダック市場に上場した。

ピックアップ型EVの発表を受け、11日の米国市場でカヌー株は前日比14%高で取引を終えた。まだ車両の量産実績はないものの、成長への期待から11日終値ベースの時価総額は34億5700万㌦(約3750億円)となっている。

テスラは19年に「サイバートラック」と名付けたピックアップ型EVを発表して予約を始めており、早ければ21年中に納車を始める見通し。米アマゾン・ドット・コムなどが出資する米新興EVメーカーのリヴィアンも21年中に「R1T」と呼ぶピックアップ型の車種を発売すると表明している。

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