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NYダウ続落503ドル安 ウクライナ情勢緊迫で原油急騰

(更新)

【ニューヨーク=大島有美子】ロシアによるウクライナ侵攻が近いとの見方が広がり、11日の米金融市場でリスク回避の流れが鮮明となった。原油先物は地政学リスクの高まりを受けて急上昇し、一時7年4カ月ぶりの高値をつけた。ダウ工業株30種平均は続落し、前日比503ドル(1.4%)安の3万4738ドルで終えた。

WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物の期近物は一時、前日より5%ほど高い1バレル94ドル66セントと、2014年9月以来の高値をつけた。米オアンダのエドワード・モヤ氏は11日のリポートで「原油価格はウクライナ情勢に敏感に反応する不安定な動きが続くだろう」と指摘した。情勢が悪化すれば100ドルを超えるとみる。

米ホワイトハウスのサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は11日、ロシアによるウクライナ侵攻が「いつ始まってもおかしくない」と述べ、「脅威は差し迫っている」との認識を示した。オースティン国防長官は米兵3000人の追加派兵も発表した。

株式市場は原油高を受けて買われたエネルギー関連株をのぞき、ほぼ全面安となった。ハイテク株の下げが目立ち、個別株ではアップルは2%、半導体のエヌビディアは7%安となった。相対的に安全資産とされる米国債は買われ、長期金利は1.9%台半ばと前日より0.1%ほど下落(価格は上昇)した。ただ、インフレ加速を背景に米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めへの警戒はくすぶっている。

ニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物価格は6日続伸。外国為替市場ではロシアのルーブルが対ドルで大幅に下落した。

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