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米デルタ航空、建設中のNYターミナル公開 22年春開業

コロナ逆手、工期2年前倒し

【ニューヨーク=大島有美子】米デルタ航空は、米ニューヨークのラガーディア空港で建設を進める新旅客ターミナルを報道陣に公開した。大半の作業を2022年春までに終え、順次利用を開始する。新型コロナウイルスで旅客が減ったのを逆手に取り、工期を2年ほど前倒しした。

ニューヨーク近郊にはラガーディアのほかジョン・F・ケネディ(JFK)、ニューアークと3つの主要空港がある。ラガーディアを主要拠点とするデルタは17年から、使用する2つの旅客ターミナルを統合する工事を始めた。同空港の運営者であるニューヨーク・ニュージャージー港湾局と組んで進めており、総工事費は39億ドル(約4300億円)だ。新ターミナルは37のゲートを有する。

すべての工事を終える完工時期は当初予定の26年から24年に早まる。「運航に影響が出ないよう調整して進めていたが、コロナで便数が減ったため工事を加速させた」(建設担当のマネージング・ディレクター、ライアン・マズーロ氏)。コロナ前は同空港で1日280便近くが出発していたが、コロナ禍に入った直後は50便に落ちたという。コロナの旅客蒸発を逆手にとった。

同空港では米国内線とカナダ線が発着する。新ターミナルは法人顧客など「空港利用が多い人の利便性を高める」(空港運営担当のバイス・プレジデント、ジニー・エリオット氏)ことに主眼を置いた。ラウンジはデルタが米国で運営する空港ラウンジで最大となる。「米航空会社間で競いあっている」(マズーロ氏)という空港到着から搭乗までの動線の効率性も重視した。

ラガーディア空港はニューヨーク中心部のマンハッタンから最も距離が近いが、公共交通手段では現状、地下鉄やバスを乗り継ぐ必要があり便が悪い。ニューヨーク州はマンハッタンと同空港を約30分でつなぐモノレールの建設を計画中で、7月に米連邦航空局(FAA)の承認を得た。25年の完成を予定する。

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