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メキシコ大統領、米州首脳会議欠席も 一部国排除方針で

【メキシコシティ=清水孝輔】メキシコのロペスオブラドール大統領は10日、米国が6月に米西部カリフォルニア州で開く米州首脳会議に出席しない可能性に言及した。米政府高官がキューバとニカラグア、ベネズエラを招待しないと発言したのを受け、全ての国が参加できるように米国に対して説得する方針を示した。

ロペスオブラドール氏は「米州首脳会議に参加するかはまだ決めていない。米州全体の団結を示すために、いかなる国も排除しないように提案しているからだ」と述べた。全ての国を招待するように米国に働きかける方針だ。自身が出席しない場合は代わりにエブラルド外相を派遣する考えを示した。

米国務省のニコルズ国務次官補(米州担当)は3日、メディアの取材に対し、民主主義の欠如を理由にキューバとニカラグア、ベネズエラを招待しない可能性に言及した。ただホワイトハウスのサキ大統領報道官は10日、「どの国を招待するかという決定はまだ下していない。まだ招待状も発行していない」と述べた。

ロペスオブラドール氏は8日にキューバでディアスカネル大統領と会談した。ロペスオブラドール氏は会談を受けてキューバとの関係を強化する方針を表明し、米州首脳会議についても「各国は排除されるのではなく、出席するかどうか自由に決められるべきだ」と話した。

ボリビアのアルセ大統領も10日、ツイッターへの投稿で「米州の国を排除すれば完全な米州首脳会議にはならない」と指摘した。米国がキューバやニカラグア、ベネズエラを招待しない場合、自身も米州首脳会議に出席しない考えを示した。

中南米では中国の存在感が強まっており、米政府は米州首脳会議を通じて域内諸国との連携を示したい考えだ。米国と経済的な関係が強いメキシコの大統領が出席しなければ米政府にとっては痛手となる可能性がある。

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