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カナダ、ロシア人富豪に追加制裁 軍事団体も対象

【ニューヨーク=白岩ひおな】カナダのトルドー首相は11日、ロマン・アブラモビッチ氏らロシア人の富豪5人とロシアの32の軍事関連団体を新たな制裁対象に加えると発表した。プーチン大統領と近いとされるアブラモビッチ氏はサッカーのイングランド・プレミアリーグの強豪チェルシーのオーナーとして知られるほか、カナダ西部で事業を展開する鉄鋼大手エブラズの28%の株式を保有している。

アブラモビッチ氏ら5人の資産を凍結する。32のロシアの防衛関連企業やロシアの対外情報機関など政府機関を対象に、カナダから防衛装備や物資を受け取ることも禁じる。7日にはこれに先立ち、ロシア国営の対外発信テレビ局RTのマルガリータ・シモニャン編集長やペスコフ大統領報道官ら10人を制裁対象とした。

トルドー氏は「ロシアの高官やオリガルヒ(新興財閥)がカナダでの経済活動から利益を得られないようにする」と述べた上で、制裁対象者の出資する企業で働くカナダ人に影響はないと説明した。英政府は10日、アブラモビッチ氏らロシア人富豪7人への制裁を発表済みだ。

15日にはウクライナのゼレンスキー大統領がオンラインでカナダ議会で演説する見通しだ。トルドー首相が9日、ゼレンスキー氏との電話協議で議会へ招請したと明らかにしていた。カナダは偵察に使うドローン用のカメラなど「高度な専門装備」もウクライナに追加支援する。

一方、ウクライナが求める同国領空を「飛行禁止区域」として設定する北大西洋条約機構(NATO)への要請については拒否している。トルドー氏はカナダメディアに「ロシア機を撃墜するためにNATOの飛行機をウクライナに送れば、NATOを直接紛争に巻き込むことになる」と説明した。

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