米高速取引HFT、個人取引急増で最高益 米議会は注視
[有料会員限定]
【ニューヨーク=宮本岳則】個人投資家の売買急増が超高速取引業者(HFT)の追い風になっている。米大手バーチュ・ファイナンシャルが11日発表した2020年12月期決算は、最終損益が11億2000万ドル(約1170億円)の黒字(前の期は1億ドルの赤字)となり、過去最高を更新した。米議会ではHFTとスマホ証券ロビンフッド・マーケッツの親密な関係に関心が高まっており、規制リスクもくすぶる。
HFTは高度な...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1705文字