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NY州、23日からスタジアムで観客容認 スポーツや音楽

(更新)
無観客で試合を開催していたが、人数を絞って観客を受け入れる(1月14日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン)=AP

【ニューヨーク=大島有美子】ニューヨーク州は23日から、スポーツや音楽イベントなど大型スタジアムでの観客受け入れを再開する。収容人数の上限を1万人もしくは定員の10%とするほか、観客には新型コロナウイルスの事前検査を義務付ける。コロナ感染者数で世界最多の米国では感染ペースの減速に伴い有観客のイベントが広がっており、夏に東京五輪を控える日本でも開催条件を模索する上で注目されそうだ。

10日にクオモ州知事が明らかにした。23日、米プロバスケットボール協会(NBA)の地元チーム、ブルックリン・ネッツの試合から順次観客受け入れを始める。同試合の観客数はおよそ2000人となる見通しだ。

条件として収容人数を制限するほか、観客にはイベント前の72時間以内に受けたコロナのPCR検査で陰性となること、マスク着用、客同士の間隔を空けた席配置、体温検査が義務付けられる。客の連絡先も提出する。選手は定期的にPCR検査を受けているが、スタジアムの従業員もコロナ陰性証明が必要となる。

観客同士の距離を取って座るよう準備が進む(10日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン)=AP

再開に先駆けて1月に州北部のスタジアムで開催されたプロフットボールの試合で、試行的にコロナ検査で陰性の約7000人の観客を入れていた。マスク着用などの条件つきなら安全性が高いと判断し、本格再開となった。

まず野球やバスケットボール、アイスホッケーや音楽など大型スタジアムで開かれる催しが対象となる。再開後の感染動向をみて小規模会場での観客受け入れの是非を判断する。

ニューヨーク州は20年3~4月に全米で最悪の感染状況となり、その後カリフォルニア州やテキサス州などに感染が拡大した。米大リーグ機構(MLB)をはじめプロスポーツは一斉に試合を延期。その後は地域ごとに無観客や観客数を絞って再開していた。7日に南部フロリダ州タンパで開かれた米プロフットボールNFLの王者決定戦スーパーボウルでは定員の3割にあたる約2万5000人がスタジアムで観戦した。

NBAでは11日時点で11チームの本拠地スタジアムで有観客の試合を開催している。ただ収容人数はルイジアナ州ニューオーリンズで定員の4%(750人)からテキサス州ヒューストンで同25%(4500人)と大きく分かれる。今後、観客受け入れ後の感染動向の分析が必要となりそうだ。

米国の感染状況を分析する「COVID・トラッキング・プロジェクト」によるとニューヨーク州の1日当たりの感染者数は7日移動平均で8000人台で推移している。東京都(400人台)の約20倍だが、1月上旬のピーク時と比べれば半分に減った。徐々に経済活動を再開させており、12日からは人数を定員の25%までに絞った上で店内飲食が再開される。

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