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10~1月の米財政赤字、コロナ対策で前年同期比89%増

米ワシントンの財務省=ロイター

【ワシントン=長沼亜紀】米財務省は10日、2020年10月~21年1月の4カ月間の累積財政収支が7357億ドル(約77兆円)の赤字だったと発表した。20年12月に成立した新型コロナウイルス対策などによる支出が膨らみ、赤字額は前年同時期から89%増えた。

累積の歳入が1兆1880億ドルと0.8%増えたが、累積の歳出が1兆9238億ドルと22.7%増え、赤字が拡大した。トランプ前政権の昨年末に成立した9000億ドルの対策のうち、家計への現金給付は1月に実施された。

コロナの影響による財政赤字の拡大が続いている。10~1月の4カ月で、貧困層への食料費補助を担当している農務省の支出が前年同時期比で約36%増えたほか、失業保険給付を運営している労働省の支出も10倍以上に膨らんだ。一方、低金利で連邦債務の利払いは約18%減った。

バイデン政権は、さらに1.9兆ドル(約200兆円)の追加コロナ対策の早期成立を目指している。共和党を中心に財政悪化の懸念から規模縮小を求める声が強いが、イエレン財務長官などは雇用回復のため大型対策が必要だと主張している。

1月単月では1628億ドルの赤字で、赤字額は前年同月の約5倍となった。歳入は3847億ドルで3.3%増えたが、歳出が5475億ドルで35.2%増え、赤字が拡大した。

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