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仮想通貨FTXのCEO「流動性確保へ全力」 混乱を謝罪

(更新)

【ニューヨーク=大島有美子】信用不安に陥っている暗号資産(仮想通貨)交換業大手のFTXトレーディングのサム・バンクマン・フリード最高経営責任者(CEO)は10日、ツイッターで「流動性を高めるために全力を尽くしている」と述べた。資金調達で交渉中の相手が複数人いるとしたが「約束はできない」と述べた。FTXの経営の行方が焦点となる。

市場でFTXの破綻懸念が高まるなか、「利用者が圧倒的な最優先事項だ。全力で1週間を過ごしている」と説明し、資金調達のため交渉中だと述べた。今後の先行きについて「来週以降に何が起こるかによる」との時間軸を示した。

資金繰りに行き詰まったFTXは8日、同業最大手のバイナンスによる救済買収で合意した。バイナンスがFTXの資産査定をした結果、買収方針を撤回した。バンクマン・フリード氏自身による発信は8日以来となる。同氏は「バイナンスとの交渉中、私は公の場で語れなかった」と釈明した。

同氏が個人で保有し、財務不安の発端となった投資会社アラメダ・リサーチの取引は既に停止していると明らかにした。

現状の資金繰り懸念は「米国以外の事業に関するもので、米国の利用者は無事だ」と強調した。同氏によると6日には50億ドル(約7100億円)の顧客による預かり資産の引き出しがあったという。自身の認識と実際の流動性がずれていたため資金が足りなくなり、引き出し停止の措置をとらざるを得なかったと説明した。

バンクマン・フリード氏は「明らかに失敗した。申し訳ない」と謝罪した。FTXが事業運営を継続する場合「関係者は皆、FTXのガバナンスに厳しい目を向けている。必要とされないのであれば、私はいないだろう」と述べ、CEO職の辞任も示唆した。

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