米銀破綻、中堅行のオフィス融資に市場警戒 REITも苦戦
(更新) [有料会員限定]
【ニューヨーク=竹内弘文、佐藤璃子】米銀の相次ぐ経営破綻で米国のオフィス不動産投資への逆風が一段と強まりそうだ。銀行の融資態度が厳しくなり、すでに目詰まりし始めている資金繰りが悪化するとの見方が多い。オフィスで運用する主要な不動産投資信託(REIT)の投資口価格(株価に相当)は銀行の破綻後に下げが加速した。商業不動産融資は中堅・中小銀行の比率が高く、市場では銀行経営と不動産市場の「負の共振」に警...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。

米テクノロジー企業への融資で知られ、米西海岸シリコンバレーのエコシステムの中核を担ってきたシリコンバレーバンク(SVB)が2023年3月10日、経営破綻し、米連邦預金保険公社(FDIC)の管理下に入りました。関連する記事をお読みいただけます。