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米消費者態度、1年1カ月ぶり高水準 インフレ懸念は続く

【ニューヨーク=佐藤璃子】米ミシガン大が10日に発表した2月の消費者態度指数(速報値)は66.4と、前月の確報値である64.9から1.5ポイント上昇した。ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(65.1)を上回り、2022年1月以来の高水準となった。インフレ予想は前回から上昇し、依然として先行き不透明感が続いていることを映した。

1年先の物価の見通しを示す予想インフレ率は4.2%と、2021年4月以来の低水準を記録した前月から0.3ポイント上向いた。新型コロナウイルス流行前の水準(2%台)と比較すると依然として高水準で推移している。5年先の予想は2.9%と3カ月連続で横ばいとなった。

同大の調査分析担当のジョアン・シュー氏は「インフレが鈍化してきているにもかかわらず、物価高は依然として消費者の重荷になっている。失業率上昇の懸念もあり、消費者は今後数カ月間、より慎重に支出していく構えだ」と分析した。

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