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2月の米消費者物価、0.4%上昇 ガソリンが押し上げ

マスク姿で買い物する消費者=米アリゾナ州

【ワシントン=長沼亜紀】米労働省が10日発表した2月の消費者物価指数(CPI、1982~84年=100)は、前月比(季節調整済み)0.4%上昇した。ガソリンの値上がりが全体を押し上げた。伸び率は前月から0.1ポイント高まり、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測と一致した。

一方、全体から変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は0.1%の上昇だった。前月から0.1ポイント高まったが、物価上昇圧力は弱かった。こちらも市場予測と一致した。

エネルギー価格がプラス3.9%と2カ月連続で大幅に上がった。ガソリンが6.4%上昇し全体を押し上げたほか、寒波で需要が伸びて電気、ガスも上がった。食品はプラス0.2%だった。これら以外では、家賃や医療ケアサービスは上昇したが、衣料品、航空運賃などは値下がりした。

前年同月比ベースのCPIはプラス1.7%で、食品とエネルギーの値上がりで前月から0.3ポイント伸びた。一方、コア指数はプラス1.3%で前月から0.1ポイント下がった。

米国では新型コロナウイルスの新規感染者数は下降傾向にあり、経済再開が始まっている。バイデン政権の1.9兆ドル(約200兆円)の追加コロナ対策も加わり、早期の景気回復に期待が高まっている。足元では、エネルギーを除く物価上昇圧力は抑制されているが、今後は需要急増で、特にサービス部門で圧力が強まるとみられている。

ただし、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策決定の際に重視する個人消費支出(PCE)物価指数は、1月は1.5%の上昇と目標の2%を大幅に下回っている。FRBは景気回復に伴う物価上昇は一時的で持続しないとの見通しを示している。

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