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12月の米卸売物価、9.7%上昇 やや鈍化も高水準

【ワシントン=長沼亜紀】米労働省が13日発表した2021年12月の卸売物価(最終需要向け製品およびサービス、2009年11月=100)は前年同月比9.7%上昇した。伸び率は前月の改定値(9.8%)から0.1ポイント縮まり、わずかに物価上昇の勢いが弱まったが依然として高水準な状況が続いている。

前月比ベースでは0.2%上昇し、伸び率はこちらも前月の改定値(1.0%)から0.8ポイント縮小した。ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(0.4%程度)を下回った。

製品が0.4%低下した。低下は新型コロナウイルス感染拡大が本格化した直後で大きく物価が下がった20年4月以来となった。ガソリンの値下がりなどでエネルギー価格が3.3%低下したほか、肉、野菜などの値下がりで食品価格も0.6%下がった。ただし、これらエネルギーと食品を除いた製品コアは0.5%上昇した。

サービスは0.5%上昇した。人件費の高騰などで卸売業者や小売業者のマージン(利ざや)が0.8%上がったほか、輸送・倉庫も1.7%上昇した。

米物価は長引く供給網の混乱や労働者不足の影響で強い上昇が続いている。12日発表の12月の消費者物価指数は、前年同月比7.0%上昇し、39年半ぶりの大幅な伸びとなった。

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