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米ゲーム大手テイクツー、ジンガを買収 1.5兆円

【シリコンバレー=佐藤浩実】ゲームソフト大手の米テイクツー・インタラクティブ・ソフトウエアは10日、モバイルゲームの米ジンガを買収すると発表した。負債を含む買収総額は127億ドル(約1兆4600億円)で、ゲーム業界で最大規模のM&A(合併・買収)となる。世界のゲーム市場の5割を占めるモバイル向けの開発を強化する。

買収は現金と株式の組み合わせで行い、6月の手続き完了を見込む。テイクツーは「グランド・セフト・オート」や「NBA2K」など専用機やパソコン向けのゲームに強く、「ファームビル」などを手掛けるジンガはモバイルゲームの先駆けとして知られる。発表に伴い、10日の米市場でジンガ株は前週末比4割超高い水準で推移している。

買収を通じて、テイクツーのゲームの知的資産(IP)を用いたモバイルゲームの開発を加速する。同社のストラウス・ゼルニック最高経営責任者(CEO)は投資家向け説明会で「12カ月以内には投入できる」との見方を示した。両社のゲームのユーザーに対するマーケティングも効率化し、年1億ドルのコスト削減を見込む。

米ゲーム企業による大型買収では、マイクロソフトが2021年に75億ドルでベセスダ・ソフトワークスの親会社を買収した。エレクトロニック・アーツ(EA)も同年にグル・モバイル(買収額は21億ドル)やワーナー・ブラザース系のモバイルゲーム会社(同14億ドル)を取得している。

オランダの調査会社ニューズーによると、21年の世界のゲーム市場規模は約1760億ドルだった。スマートフォンやタブレットなどのモバイル向けが900億ドル強と全体の5割強を占めている。

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