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メキシコ大統領、「信任」選挙で投票率18% 9割支持も

【メキシコシティ=清水孝輔】メキシコで10日、ロペスオブラドール大統領への信任をめぐる選挙が実施され、約9割が同氏の続投に賛成票を投じた。今回の選挙は大統領が自らの支持率を示すために実行し、野党は有権者に棄権を呼びかけていた。投票率は約18%と低水準にとどまった。

投票率は11日午後時点で17.8%と、法的拘束力が生じる基準の40%を大幅に下回った。選挙管理当局は10日、全国約5万7000カ所に投票所を設置した。通常の大統領選や議会選挙の3分の1程度の規模だった。

ロペスオブラドール氏は2018年の大統領選で、任期中に信任投票を実施する公約を表明。19年に国民投票の制度を導入した。投票率が有権者の40%を超えた場合、過半数が大統領に反対票を投じれば解任できる。今回の信任投票は解任の条件が厳しいため、続投が確実視されていた。

今回の信任投票をめぐっては、同氏が自らの支持を示すための資金の無駄遣いだと批判されてきた。国民行動党(PAN)などメキシコの野党は有権者に対し、無意味な投票だと指摘してきた。フォックス元大統領は「投票に行かないで欲しい」とツイートで呼びかけた。

経済紙フィナンシエロの世論調査によると、ロペスオブラドール氏の支持率は2月時点で54%と就任時に比べて10ポイント以上低かった。同氏は支持者に対して積極的に投票を促すことで、続投に対する高い賛成票を得た。現政権に反対する有権者の多くは投票に行かなかったとみられる。

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