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米料理宅配ドアダッシュ、欧州同業を買収 9100億円

【シリコンバレー=白石武志】米料理・食料品宅配大手のドアダッシュは9日、フィンランドの同業ウォルトを株式交換によって買収すると発表した。買収額は約70億ユーロ(約9100億円)。欧州市場に強みを持つウォルトの事業基盤を取り込み、グローバル展開を加速する。

ウォルトは2014年の創業で、本社をフィンランドのヘルシンキに置く。従業員は4000人超で月間利用者数は250万人を超え、20年には日本市場にも参入した。ドアダッシュは22年上半期に買収手続き完了を予定する。当面は両社のブランドなどは維持する。

ドアダッシュのトニー・シュー最高経営責任者(CEO)は9日に開いた電話会見で「ウォルトが事業を展開する23の国・地域のうち、(日本を除く)22の国・地域がドアダッシュにとって新規市場だ」と説明した。買収手続きの完了後、ウォルト創業者でCEOのミキ・クーシ氏はドアダッシュの国際部門を率いるという。

ドアダッシュは米国とカナダ、オーストラリアを地盤とする。21年6月には4カ国目の市場として日本にも進出した。9日発表した21年7~9月期決算は売上高が前年同期比45%増の12億7500万ドル、最終損益は1億100万ドルの赤字(前年同期は4300万ドルの赤字)だった。

料理・食料品宅配サービスは新型コロナウイルス禍を契機に市場が急拡大した。20年には米ウーバーテクノロジーズが米ポストメイツを、21年にはオランダに本社を置くジャスト・イート・テイクアウェー・ドットコムが米グラブハブの買収をそれぞれ完了するなど、再編も活発になっている。

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