この記事は会員限定です米長期金利 上昇に勢い 新政権の国債増発・インフレ観測
10年債、10カ月ぶり高水準 ドル安に歯止め
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【ニューヨーク=後藤達也】米国で長期金利の上昇が勢いづいている。バイデン次期政権での財政拡大観測に加え、物価が将来上昇に向かうとの見方が市場で広がっているためだ。金利上昇をきっかけにドル安にも歯止めがかかっており、米国の超低金利が金融市場や世界経済を支える構図が揺らぐリスクも出ている。
12日の米債券市場で米10年物国債の利回りが1.18%と、約10カ月ぶりの高水準となった。5日の米上院決選投票で...
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