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世界の気温、7月に史上3番目の暑さ 熱波が欧米襲う

【ニューヨーク=白岩ひおな】欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は9日、世界の今年7月の気温が7月として史上3番目に暑かったと明らかにした。1991~2020年の過去30年間の平均値より約0.4度高かった。欧州の一部で気温が40度を超え、米国も同月として史上3番目の暑さを記録するなど熱波に見舞われた。電力需給の逼迫や山火事の発生も報告されている。

コペルニクス気候変動サービスは91~20年を基準とし、世界の人工衛星や船舶、航空機、気象観測所のデータを分析している。7月はポルトガル、スペイン、フランス、英国の一部で40度を超えた。フランスが7月として史上最も乾燥し、ポルトガルや英国などで山火事が発生した。フランスとドイツの電力価格は8日に過去最高水準に達した。

米テキサス州は7月として最も高い気温を記録した。米国立環境情報センターは、7月に日中の気温がカ氏100度(37.8度)を超える熱波が米国の大部分で発生し、猛暑によるエネルギー需給の逼迫や熱中症の要因となったと指摘する。8月2日時点で米国本土の51.4%が干ばつに見舞われたほか、1~7月の山火事で約2万3000平方キロメートル以上が焼失した。焼失面積は同期間平均の約1.5倍だった。

世界気象機関(WMO)のペッテリ・ターラス事務局長は「より頻繁に、激しく、長く続く熱波がニューノーマル(新常態)になってきている」とみて、健康への影響に注意を呼びかけている。

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