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TVでゲーム、専用機いらず Microsoftがサムスンと提携

【シリコンバレー=佐藤浩実】米マイクロソフトは9日、韓国サムスン電子のスマートテレビ向けに30日からクラウドゲームの配信を始めると発表した。専用機がなくても、コントローラーをつなぐだけで300を超すゲームを遊べるようになる。ゲームとテレビの世界大手が組むことで、クラウドゲームの利用に弾みがつく可能性がある。

サムスン電子が一部のスマートテレビに加える新機能「ゲーミング・ハブ」を通じて「Xbox」のアプリを配信する。「ゲームパス・アルティメット」(料金は月1100円)に加入すれば約320のゲームを遊べるほか、米エピックゲームズの「フォートナイト」のように無料のアカウント登録だけで楽しめるゲームも用意する。

クラウドゲームはデータセンターのサーバーで演算処理を行い、映像を端末側に伝送する仕組みだ。マイクロソフトはゲームの遊び放題サービスの利用者を対象に2020年から順次、クラウドゲームも試せるようにしてきた。パソコンやスマートフォンなどでクラウドゲームを遊んだことがある人は1000万人を超えたという。

テレビ最大手のサムスン電子との提携を通じて、テレビでも専用機を使わずにゲームを遊べる環境を整える。無線接続ができるコントローラーに幅広く対応し、例えば普段は「プレイステーション5(PS5)」を使っている人が、PS5のコントローラーでXboxのクラウドゲームを遊ぶといったこともしやすくする。

サムスン電子は1月、米グーグルの「Stadia(スタディア)」や米エヌビディアの「GeForce NOW」といったゲームサービスを22年発売のスマートテレビで利用できるようにする方針を示していた。「Halo(ヘイロー)」や「Forza(フォルツァ)」といった有力ゲームを多数抱えるマイクロソフトが提携先に加わったのを機に、ゲーミング・ハブのサービスを立ち上げる。

ネットフリックスなどの動画配信サービスはスマートテレビで手軽にアクセスできるようになったことで、利用者の拡大が進んだ。クラウドゲームはこれまで限定的なサービスにとどまっていたが、試しやすい環境が整うにつれてユーザーのすそ野が広がる可能性がある。ゲームのサービス化が一段と進みそうだ。

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