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3月の米卸売物価、1.0%上昇 予測大幅に上回る

【ワシントン=長沼亜紀】米労働省が9日発表した3月の卸売物価指数(最終需要向け製品およびサービス、2009年11月=100)は、季節調整済み前月比で1.0%上昇した。伸び率はダウ・ジョーンズまとめの市場予測(0.4%程度)を大幅に上回った。

前年同月比では4.2%上昇し、2011年9月以来、9年6カ月ぶりの大幅な上昇となった。新型コロナウイルスの感染拡大で20年春に物価上昇が抑制された影響で、前年同月比ベースでの伸び率が大きくなった。

前月比ベースでは、製品価格が1.7%上昇し、09年12月以来の伸びとなった。ガソリン価格の高騰でエネルギーが5.9%上昇した。食品は0.5%の伸びだったが、産業用化学薬品、鉄鋼製品などの値上がりで、エネルギーと食品以外が0.9%伸びた。

サービス価格は前月比0.7%上昇し、3カ月連続の上昇となった。

全体から変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は前月比で0.7%、前年同月比で3.1%それぞれ上昇した。

卸売物価指数は通常、米東部時間午前8時30分に発表されるが、3月分は労働省のウェブサイトに障害があり発表が30分ほど遅れた。

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