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Amazonがレジ無し店舗 傘下のホールフーズで

(更新)
アマゾンはレジ無し決済を傘下のホールフーズに広げる(7月、ワシントン州シアトルのアマゾン・フレッシュ)

【ニューヨーク=白岩ひおな】米ネット通販最大手アマゾン・ドット・コムは8日、傘下の食品スーパー、ホールフーズ・マーケットで2022年にレジ無しの店舗2店を開くと発表した。スマートフォンのアプリや生体認証技術を使い、行列に並ばずに買い物ができる。小売り各社との競争が増すなか、最新技術を使った実店舗で消費者を取り込む。

首都ワシントンとカリフォルニア州に無人決済システムを導入した店舗を設ける。利用客はスマホアプリや手のひらの生体認証を使って入店。購入した商品は天井のセンサーなどを通じて識別し、退店すると登録したクレジットカードで自動的に決済される。有人ブースでの支払いも選べる。

「ジャスト・ウォーク・アウト」と呼ぶ無人決済システムは、小型店「アマゾン・ゴー」や大型食品店のアマゾン・フレッシュの一部で導入している。ホールフーズでの採用は初めてで、利用動向を踏まえ他店舗に広げる見通しだ。

無人・非接触決済は買い物時間の短縮に加え、新型コロナウイルスへの感染リスクを軽減する利点もある。新たな買い物体験として定着すれば、ウォルマートなど競合する他の小売企業にも波及する可能性があるほか、レジ打ちを担う店員など将来の雇用にも影響が予想される。アマゾンは無人決済のホールフーズでも「既存店と同等の人数を雇用し、接客や買い物のサポートに多くの時間を費やす」と説明した。

アマゾンは1店舗あたりの導入コストを公表していないが、小規模なアマゾン・ゴーでも商品を識別するセンサーやカメラなど1億円を超す費用がかかるとの試算もある。アマゾンは技術を外販することで収益確保につなげる戦略で、すでにコンビニを展開するハドソンなどが採用している。

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