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Netflix、米でソニー映画を独占配信 スパイダーマンなど

(更新)
Spider-Man in Columbia Pictures' SPIDER-MAN: ™ FAR FROM HOME(SPE提供)

【シリコンバレー=佐藤浩実】米ネットフリックスとソニーグループの映画会社は8日、米国で映画の独占配信契約を結んだと発表した。「スパイダーマン」の新作を含め、2022年から5年にわたり劇場公開後の映画を配信する。ネットフリックスは人気の高いヒーロー映画を手に入れ、ソニーGは収益源を確保する。

スパイダーマン映画の派生作「モービウス」や「ヴェノム」の続編のほか、ゲームを原作とする「アンチャーテッド」など米ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)が22~26年に公開する映画と一部の旧作を対象とする。このほか、SPEが動画配信向けに製作する作品を最初にネットフリックスで公開する。

契約額は明かしていないが、複数の米メディアは関係者の話として、ネットフリックスがSPEに対して10億ドル(約1100億円)を提示したと伝えた。北米だけで約7400万人の利用者を抱えるネットフリックスの規模も契約締結を後押しした。

ネットフリックスは近年、独自作品の製作に注力してきた。ただ、スパイダーマンなどのヒーロー映画は米国で最も人気があるコンテンツの1つだ。米ウォルト・ディズニーはマーベル作品を、米ワーナーメディアはDCコミックスの映画を動画配信サービスの主力作品に位置付けている。

SPEは米国の映画配給大手のなかで唯一、独自の配信サービスを手掛けていない。今回の契約は劇場公開やブルーレイ・ディスク版の発売後に配信する条件で、既存の収益源を毀損せずに人気作品の視聴者を継続的に拡大できると判断した。

米映画協会によれば、2020年の米国の動画配信サービスの契約数は前年を32%上回る3億860万件となった。新型コロナウイルスのワクチン接種が広がり経済が正常化に向かうなかで、今後伸び率は鈍化するとみられている。有力コンテンツをそろえられるかどうかは各社にとって一段と重要度を増している。

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