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米ファイザー、ワクチンと飲み薬の売上高6.2兆円 22年

(更新)

【ニューヨーク=野村優子】米製薬大手ファイザーは8日、開発した新型コロナウイルスのワクチンと治療薬の売上高が、2022年12月期通期に計540億ドル(約6兆2000億円)になるとの見通しを発表した。全体の売上高もワクチンと治療薬が押し上げ、前期比で21~25%増になると予想した。

ファイザーとビオンテックが共同開発した新型コロナワクチンは20年12月に米食品医薬品局(FDA)などが緊急使用許可を出しており、21年の売上高は367億ドル、生産量は30億回分を超えた。22年の売上高は320億ドルを見込み、従来予想(290億ドル)から引き上げた。3月末までの実用化を目指す、新型コロナの変異型「オミクロン型」に特化したワクチンの需要などを加味した。

一方、新型コロナの飲み薬「パクスロビド」は21年12月にFDAが緊急使用許可を出しており、既に40の国・地域で承認されている。22年の売上高は220億ドル、生産量は1億2000万回分を見込む。アルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は同日の投資家向け説明会で「各国政府と協議を進めており、ゲームチェンジャーとなる治療薬の契約数は増えていくだろう」と述べた。

22年12月期通期の業績予想は、売上高が前期比21~25%増の980億~1020億ドルを見込み、初となる1000億ドルの大台を超える可能性がある。

同日発表した21年10~12月期決算は、売上高が前年同期比2倍の238億ドル、純利益が4倍の33億ドルだった。新型コロナワクチンの売上高が125億ドルとなり押し上げたほか、パクスロビドの売上高は7600万ドルだった。

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